海上自衛隊を辞めたいけれど辞められないという葛藤

小さいころ、海上自衛隊の基地がある近くで住んでいたので、休みの日やイベントがあると、両親に連れられて基地へ戦闘機を見に行っていました。特にブルーインパルスは他の戦闘機と比べてもひときわ輝いていて、子供ながらの憧れを抱きました。ブルーインパルスに乗ることは小さいころの夢でしたが、いつの間にかその夢も忘れていました。しかし高校3年生になって、進学先をどうするか迷っていたときに、学校に防衛大学の資料があることに気付きました。読んでみると、勉強だけでなく体力トレーニングも必要だし、国防に関することも学べるというので興味を持ちました。大学の学費がかからないというのも、親に負担をかけることがないので魅力に感じました。防衛大学に入ったら、ブルーインパルスに乗る可能性があるかもしれないという動機で防衛大学を受験し、合格しました。大学時代はしっかり勉強したものの、卒業するころには配属が航空自衛隊ではなく海上自衛隊になっていました。ブルーインパルスに憧れがあったものの、海上自衛隊も国防の面では重要な仕事だと思ったので、悔いはありませんでした。海上自衛隊に所属すると、大学時代よりも当然ながら縦のつながりが重要になり、上官の中には厳しい人もいれば、優しい人もいて、仕事に関してはやりがいを感じるようになりました。ただ海上自衛隊を辞めたいと感じたこともあります。それは結婚適齢期になっても出会いがないということでした。転勤もあり、なかなか女性との出会いがなくて将来の家族設計に不安を感じることもありました。ただそれは自衛隊に興味を持つ女性が増えたことで定期的にイベントが開催されたことで、生涯の伴侶を見つけることができました。しかしその後、再び退職したいと感じることがありました。それは子どもが小学校に通うようになってからも定期的に転勤があったことです。子供が幼稚園の頃ならまだよかったですが、小学校になると仲良い友達もできていますから、転校することで子どもが寂しい思いをしているのは知っていました。そんなときは退職したいと感じますが、40歳を過ぎてからの転職は怖いので結局辞められないので葛藤がありました。